
「子どもが生まれたら家を買うべき?」
「賃貸のままだと老後が不安?」
人生で一度は考えるのが賃貸VS持ち家問題です。
SNSを見ていると、
おしゃれなマイホームの投稿が多くなされており、
また、周囲で家を建てたという人も多く、
なんとなく持ち家が正解のように感じることもありますよね。
しかし、子育てをしながらミニマルな暮らしを目指している我が家は、現在戸建ての賃貸住宅に住んでいます。
今回は、
「子育て中のミニマリストは賃貸と持ち家どちらが向いているのか?」
について、実際に戸建て賃貸で暮らしている私たちの考えをお話しします。
【結論】
📌 私は賃貸派です。
ただし、
📌 持ち家を否定するつもりは全くありません。
最終的には、
「持ち家でも賃貸でも、住めば都」
これが私の本音です。
なぜ子育てミニマリストの私たちは賃貸派なのか?
① 子どもの人数や成長によって必要な間取りは変わる
子どもが乳幼児期と学生の時期では、必要な部屋数も広さも大きく変わります。
例えば、
- 赤ちゃんときは目の届く範囲の広さがよい
- 小学生になると子ども部屋が欲しくなる
- 独立後は夫婦だけになる
このようにライフスタイルとそれに合った住環境は常に変化します。
💡ミニマリストの考え方としては、
「今の暮らしに合う家を選ぶ」
ことが大切だと思っています。
固定された家に暮らしを合わせるより、
暮らしに合わせて住まいを変えられる賃貸の身軽さが
ミニマリズムともかなり相性抜群だと言えます。
② 家を子どもに残しても喜ばれるとは限らない
持ち家は資産になると言われます。
もちろん立地が良ければ価値が残ることもあります。
しかし現実には、
親が亡くなったとき、
- 相続問題
- 空き家管理
- 固定資産税
- 解体費用
などの問題が発生することもあります。
特に子どもが県外や遠方に住んでいる場合、
古くなった家は「資産」よりも「負担」になる可能性があります。
もちろんケースバイケースですが、
私たちは
「持ち家を手に入れるのは良いけど、先のことまで考える必要がある」
と思っています。
③ 家で過ごす時間は意外と短い
少し極端な考えかもしれませんが、
私たちは、
人生の中で家そのものを楽しむ時間は意外と少ない
と思っています。
平日は
大人は仕事
子どもは保育園や学校、部活
などがあります。
休日も、
- ショッピングモールへの買い物
- お出かけ
- 旅行
など、子どもとの時間を優先することが多いですよね。
さらに睡眠時間を除けば、
実際に家で自由に過ごしている時間はどれくらいなのでしょうか。
そのため私は、
高額な住宅ローンを組むより、
家族との経験や思い出にお金を使いたいと考えています。
✨思い出は引っ越しても持っていけますからね。
④ いつでも引っ越せる安心感がある
これは我が家にとってかなり大きなポイントです。
実は夫は過去にストーカー被害に遭い、
警察と弁護士沙汰になった経験があります。
そのため、
「住所が固定される怖さ」
を身近に感じています。
また、
- 近所トラブル
- 転勤
- 人事異動
- 子どもの進学
など、
人生には予想外の出来事が起こります。
賃貸なら、
「引っ越す」
という選択肢を持ち続けられます。
これは賃貸のゆえの身軽さがないと、なかなか難しいのではないでしょうか。

⑤ 家賃補助や社宅を活用できる場合もある
勤務先によっては、
- 家賃補助
- 借り上げ社宅
などの制度があります。
会社のお金で住居費の一部を負担してもらえるなら、
無理に持ち家を持つ必要性は下がるかもしれません。
会社によって支給要件や金額が違うため、ぜひ確認してみてください。
資産ためる上では、会社の福利厚生をうまく使うことも大切です。
⑥ 好きな場所に住める可能性を残せる
これは個人的にかなり魅力を感じています。
例えば、
- 北海道の広大な自然
- 東京の便利な都会暮らし
- 海外移住
このように
一生に一度の人生…
皆さんも住んでみたい国や土地があるのではないでしょうか。
賃貸なら、
「住みたい場所へ移動する自由」
を持ち続けられます。
ミニマリストにとって、
所有より自由は大きな価値です。
⑦ 設備故障の自己負担が少ない
給湯器やエアコンなどが自然故障した場合、
賃貸では大家さん負担になるケースが多いです。
一方で持ち家の場合、
当然ながら修理費は自己負担です。
給湯器交換だけでも、
数十万円になることがあります。
突然の出費が少ないのは賃貸の大きなメリットです。
⑧ 住宅ローンという長期リスクを抱えなくて済む
住宅ローンは、
「夢のマイホーム」
とも言われますが、
見方を変えると
数十年単位の借金
でもあります。
収入や健康状態は将来どうなるか分かりません。
だから私たちは、
住宅ローンを組んでまで家を持ちたいとは思いませんでした。
賃貸派の私たちが感じる最大のメリット
- 住む場所を自由に選べる
- 人生の変化に対応しやすい
- 大きな借金を抱えなくて済む
- 身軽に暮らせる
もちろん賃貸にもデメリットはある
ここまで賃貸のメリットをお話ししましたが、
もちろん良いことばかりではありません。
賃貸のデメリット
- 車庫やカーポートを作れない
- 倉庫を置きにくい
- ガーデニングが難しい
- 間取りや内装を自由にできない
- 退去時に原状回復費用がかかる場合がある
- アパートは騒音問題がある
- ペット不可物件も多い
このあたりは、
持ち家の方が圧倒的に有利です。
持ち家の最大のメリットは理想の家に住めること
持ち家の魅力は何と言ってもこれです。
✨自分好みの家を作れる
✨好きな設備を入れられる
✨庭もガレージも自由
これは賃貸にはない魅力です。
正直に言うと、
もし私が浴びるほどお金を持っていたら、
持ち家も欲しいです(笑)
ただ、
住宅ローンを組んでまで欲しいかと言われると、
答えはNOです。
子育て世帯には戸建て賃貸という選択肢もおすすめ
賃貸派の私が特におすすめしたいのは、
戸建て賃貸です。
戸建て賃貸なら、
- 騒音を気にしにくい
- 子どもが走り回れる
- 駐車場付きが多い
- 一軒家の暮らしを体験できる
賃貸と持ち家の良いところ取りに近いと感じています。

まとめ
賃貸VS持ち家論争は終わりがありません。
なぜなら、
正解は家庭によって違うからです。
私自身は賃貸派ですが、
持ち家を選ぶ人を否定するつもりはありません。
大切なのは、
周囲の価値観ではなく、
自分たち家族が幸せに暮らせる選択をすること。
そして結論はシンプルです。
持ち家だろうが賃貸だろうが、住めば都。
それぞれの家族に合った暮らし方を選べば、それが正解だと思います。
Q&Aコーナー
よくある質問①|賃貸と持ち家、結局どっちが得なの?
これは本当によく聞かれる質問です。
私の答えは、
「正確には誰にも分かりません。ただ、リスクという観点では賃貸の方が無難だと考えています。」
です。
なぜ「分からない」のかというと、持ち家が得かどうかは将来その家にどれだけ価値が残るかで大きく変わるからです。
たとえ「一生住むから売らない」という考えであっても、「損か得か」を考えるなら、将来の資産価値は無視できません。
つまり、この問題は「家を買う」というよりも、資産を購入するという視点で考える必要があります。
家は基本的に価値が下がる
土地は立地によって価値が維持されることもありますが、建物は基本的に経年劣化していきます。
もちろん人気エリアでは購入時より高く売れるケースもあります。
しかし、その場合でも見落としてはいけない費用があります。
持ち家でかかる主な費用
📌 固定資産税
📌 火災保険・地震保険
📌 修繕費・リフォーム費
📌 住宅ローンの金利
📌 仲介手数料
📌 登記費用などの各種手続き費用
📌 不動産取得にかかる税金
📌 (マンションの場合)管理費・修繕積立金
つまり、家の価格だけを見て「得だった」「損だった」と判断することはできません。
見えにくい維持費や諸費用まで含めて考えることが大切です。
「家賃はもったいない」は本当?
よく、
「家賃を払っても自分の資産にならない。」
と言われます。
確かに、その考え方は間違いではありません。
しかし、私は少し違う見方をしています。
家賃とは、
「住まいを借りる料金」ではなく、「さまざまなリスクを引き受けてもらうためのサービス料」
でもあると思っています。
家賃には、
✔ 修繕費の負担
✔ 固定資産税の負担
✔ 建物の資産価値が下がるリスク
✔ 災害で住宅価値が下がるリスク
など、多くのリスクを大家さんが負ってくれているという側面があります。
つまり、
家賃は「何も残らないお金」ではなく、「大きなリスクを抱えずに暮らすためのお金」とも考えられます。
もちろん、持ち家にも魅力があります。
ただ私たちは、これらを総合的に考えた結果、
子育て中の今は賃貸の方が安心で、無難な選択だと考えています。
よくある質問②|持ち家が向いている人・賃貸が向いている人は?
持ち家が向いている人
私は持ち家を否定しているわけではありません。
むしろ、次のような人には持ち家が向いていると思います。
✅ 理想の暮らしや家づくりの夢が明確な人
✅ 十分な資産があり、住宅ローンに頼らなくても無理なく購入できる人
家は「住む場所」であると同時に、暮らしの満足度を高める存在でもあります。
その価値を大切にしたい人には、持ち家はとても魅力的な選択です。
賃貸が向いている人
反対に、次のような人には賃貸が向いていると思います。
✅ 若いうちに資産形成を優先したい人
✅ 転職や独立を考えている人
住宅ローンを組むと、毎月の返済が生活の土台になります。
そのため、
「転職したい」
「独立したい」
と思っても、収入が下がるリスクを取りにくくなることがあります。
人生には予想できない変化がつきものです。
だからこそ、身軽さを重視したい人には賃貸という選択肢が合っていると感じます。
よくある質問③|夫婦で意見が違うときはどうする?
家は人生でも特に大きな買い物です。
だからこそ、
「夫は持ち家派」
「妻は賃貸派」
というケースも珍しくありません。
そんなときに大切なのは、
どちらが正しいかを決めることではなく、お互いがなぜその考えになったのかを理解することです。
例えば、
「家賃を払い続けるのがもったいない」
という理由の裏には、
「老後のお金が不安」
という気持ちが隠れているかもしれません。
反対に、
「賃貸がいい」
という理由の裏には、
「自由に暮らしたい」
「将来がまだ分からない」
という価値観があるかもしれません。
まずは人生設計について話し合い、その上で住まいを考えることが大切です。
もし一軒家に住みたい気持ちがあるなら、
・戸建て賃貸
・中古住宅を購入してリフォームする
といった選択肢もあります。
「新築の注文住宅」だけが正解ではありません。
我が家が一番大切だと思っていること
最後に、私たちが家選びで一番大切にしている考え方をお伝えします。
📌 まずはお金の損得やリスクを冷静に考えること。
📌 そのあとで、「なぜ持ち家が欲しいのか」という感情の部分を考えること。
この順番が大切だと思っています。
感情だけで家を買ってしまうと、後悔する可能性があります。
特に、
「家賃を払い続けるのがもったいないから家を買う」
という理由だけで購入することは、私はおすすめしません。
まずは家族で人生設計を考え、
将来どんな暮らしをしたいのかを話し合う。
そして、無理のない資金計画を立てることが何よりも大切です。
私たちは、もし将来家を買うとしても、
賃貸で資産形成を進め、家計に十分な余裕ができてから購入するという順番が理想だと考えています。
もちろん、一生賃貸でなければならないとは思っていませんし、持ち家が悪いとも思っていません。
すでに家を購入された方へ
ここまで読んでくださった方の中には、「もう家を買ってしまった」という方もいると思います。
この記事は、持ち家を選んだ方を否定するためのものではありません。
家は、家族でたくさんの思い出を育んでいく大切な場所です。
家を建てたことを後悔してほしいわけでも、「賃貸の方が正解だった」と伝えたいわけでもありません。
もし今の家でご家族が笑顔で暮らせているなら、その家はきっとご家庭にとって正解の選択だったのだと思います。
これから家を建てようと考えている方には、一度立ち止まって「自分たちに本当に合った選択なのか」を考えるきっかけになればうれしいです。
そして、すでに持ち家に住んでいる方は、その家でしか作れない思い出を、ぜひ大切にしてください。
最後に一つだけ。
身の丈に合わない生活だけは、できる限り避けてほしい。
家は人生を豊かにするためのものです。
家のために人生が苦しくなってしまっては、本末転倒です。
持ち家でも賃貸でも、大切なのは家そのものではなく、そこで家族が笑顔で暮らせること。
私は、それが何より大切だと思っています。



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